本音を話すと涙が出る体質と付き合っていく
こんにちは。さちです。
今回は、前回の続き、あかしゆかさんのコラムに関して、書いていきたいと思います。
本音を話すと涙が出る
病気?性質?
私がこの性質を実感したのは、ごく最近、1年ほど前です。
研究室の先輩と好きなアイドルについて語っていた時に、急に涙があふれてきたのです。焦った私は、涙がばれないように、話を手短に終わらせました。
ですが、次の日も、そのまた次の日も、先輩と話をしていると、涙が出てくるのです。
どうしてだろう…
何かのアレルギーなのかな……
ネットで検索しても、保健室に行っても、答えは出ません。
そんなときに出会ったのが、あかしさんのツイートでした。
昔から、何かプライベートな大事な話をするときに赤面しちゃう&涙が出てきちゃう体質なんですが、これ治したいなぁ。小学校のときから「泣くなんて卑怯だ」とか「泣いて誤魔化すな」とか言われ続けてきたけど本当にそんなんじゃなくて、性質なんです。あんま理解されなくてつらい。
— あかしゆか (@akyska) 2019年6月10日
全く同じだ。
私は、そういう性質なんだ。
そう思えた時、心がスッと軽くなったことをよく覚えています。
自分の本音を伝える勇気
あかしさんと同じで、私もあまり自分の気持ちを伝えずに生きてきました。
家族には、小さいころから手のかからない子だったと言われていました。
小さいころから、自分の気持ちを主張するよりも、自分の気持ちを抑える、その方が楽だったのだと思います。
自分の気持ちを伝えることは、私にとって勇気がいることでもありました。
だから、自分の好きなものを誰かに伝える機会もほとんどありませんでした。
自分の好きなものは、自分の中だけで静かに楽しみます。
周りの友達は自分の趣味について楽しそうに語っていることも多かったのですが、私はいつも聞き役でした。そして、そうやって楽しそうに話している姿がうらやましくもありました。
自分にも、そうやって語れる趣味が欲しいなあ…とさえ、思ったこともありました。
そんな時、現れたのが前述した先輩です。
私も推していたアイドルにハマってくれて、私の代わりに一緒に語ってくれたのです。
先輩と話していると、私も気負わずに本音を話せました。
アイドルの好きな曲、ダンス、エピソードについて、ゆっくりながらも自分の気持ちが話せたのです。
おそらく、本音を話すことは私にとって勇気がいることであり、負担にもなっていたのだと思います。
だから、最近まで話したいという気も起こらなかったのでしょう。
語れる趣味が欲しい、と思っていたのも、趣味がなかったのではなく、語ろうという気がなかったことに因るのだと気づきました。
自分の本音を話すことは、これから生きていくうえで必ず必要なことだと思います。
社会に出たら、会社の人と話さなければなりませんし、
恋人が出来たら、自分の気持ちをオープンにして相手に伝えたいです。
いまは、信頼できる家族や友人の前では泣いてもいいから、ゆっくりと自分の性質と付き合っていきたいです。
それでは。
また次回。